人が死ぬ時。
人が死を選び取る時、きっと何かに追い詰められているんだろうと思っていた。
それはもしかしたら他人からしたらなぜ?と思うような取るに足りないことかもしれないが、ともかく思い詰め、じわじわと「何か」に追い詰められて死んでいくのだろうと、ぼんやりとそんなイメージだった。
でも近頃、そうじゃないこともあるんじゃないかと感じるようになった。
「何か」なんてものは何もない。
ただひたすら、何もない。
自分には何もない。
だから、ここにいても意味がない。
そういう理由もあるんだろうなぁと。
自分の真ん中にはぽっかりと穴が空いている。
でもその穴に気付く人は誰もいない。
内にも外にも、とにかく自分には何もないのだ。
なんで私はここにいるんだろう。
最近あまり芳しくない。
私はますます中2っぽくなっている。
どこか遠い遠いところに
ひらひらと手招きされているような気が
しないでもない。
なんかやばいなぁ。