グダログ。

グダグダをログする。

他にいないから。

俺でいいの?と聞かれてそっちこそ私でいいの?と返したら、他におらんからな、と返ってきた。

なんだか一気に火照った熱が冷めて、一刻も早く離れたくなる。

この人のタチの悪いのは、こういう発言に一切の悪気がないところ。どうせ私の心模様が変わったのも、全く気付いていない。そういう鈍なところが心地よくもあり、どうしようもなくだめだったりする。

とはいえ私も口にはせずとも、なんか違うと思いながらも心地良さに流されていたわけなので、この人を責める資格もない。所詮私にとってもこの人は、まだ見ぬ「誰か」の代わりなのだ。あ、負け惜しみ、とかでは断じてなく。うん、いや、ないはず。

楽なんだよお互い。でも、きっと、お互いその楽さに甘えてだめになって、それだけならまだしも、私は憎むようになるだろう。憎み合うならまだしも、憎むだけの関係ほど虚しいものはない。考えただけでも悍ましい。

そういう未来しか、この人とは見えてこない。