自殺遺伝子
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/health/186757/
ふうん。
遺伝子ってことはないだろうと思うけど、身内に自殺者がいると、思考がひっぱられる、ってのはあると思う。
そもそも自殺が対岸の火事である内は、悩んだ時の選択肢に自殺は入りづらい。想像もつかない突飛な選択肢だろう。
でも身内に自殺者がいると、俄然現実味を帯びて、やすやすと選択肢に入って来てしまう。
親が離婚してると子も離婚しやすかったり、親が若いうちに子供産んでると子もまた若くして子を産んだり、そういうのと同じ理論だと思うけど。
そう考えるとうちは私の知る限り祖父、父と続いていて、母は私がそんな忌まわしき伝統を継承しやしないかと静かに怯えているのだけど。
絶対にしないと思う。だって怖いし。
よくあんな怖がりの父さんが自分で死ねたよなって未だにちょっと信じられない。
あと、父方の弱さのせいで南国のカラッとした家系の母さんを散々苦しめたことに、北国の陰鬱な一族の一員として申し訳ない気持ちもあるので、これ以上迷惑かけたくない。
父さんがもっと強かったら、太陽のように笑う母さんはもっともっとカラッと楽しい人生を歩めたのにって思うと、本当に辛い。
でも悲しいことに、私は父さん似。お調子者で一見明るく見えるけど、心に深い闇を飼ってしまっている、北国の空のようにジメッとしたやつなのだ。
自殺遺伝子なんてマユツバだけど、仮にあったとしても、私は絶対にそんなクソみたいな遺伝子書き換えてみせる。
大した幸せもないくだらない人生だけど、こんな私をただ愛してくれる母親がいる間は、絶対に生き延びてやる。
しかしメンヘラちっくで嫌な日記だなぁ。でもまぁしょうがない。私の生い立ちがどうあがいてもメンヘラ仕様なもんでね。。